脱毛直後のアフターケア、脱毛通い中のお肌のケア方法は?
脱毛直後を含め、脱毛期間中はお肌のケアが欠かせません。肌を健康に保つことで、脱毛効果を高めることにもつながるからです。今回は、脱毛直後のアフターケアをはじめ、脱毛に通っている間、どんなお肌のケアをすればいいかご紹介します。
目次
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脱毛直後のアフターケア
日々のお手入れは大切ですが、脱毛直後のケアは特に大切です。光やレーザーを使って行う脱毛によって、肌は少なからずダメージを受けているからです。肌トラブルを避けるためにも、脱毛直後は丁寧なケアを行いましょう。
- お風呂はシャワーですませる
- 保湿をしっかり行う
- 激しい運動を避ける
- 飲酒を控える
- 赤みや炎症が起こったら軟膏を塗る
脱毛直後のアフターケア(1)お風呂はシャワーですませる
脱毛直後にできるケアのひとつは、お風呂をシャワーですませることです。
多くの脱毛方法は、光やレーザーの熱を使用して脱毛効果を生み出します。脱毛後の肌は、熱の力で多少なりともダメージを受け、バリア機能が低下した状態になります。バリア機能が低下した状態で湯船につかると、肌を温めすぎて刺激となり、ほてりや炎症が長引く原因となります。湯船につかるだけでなく、温泉やサウナ、岩盤浴なども避けてください。
脱毛後はシャワーの温度や洗い方にも注意
シャワーの温度も、高温になりすぎないよう注意しましょう。あまり高い温度だと、肌に必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥を招いて炎症やトラブルの原因になります。
体を洗う際も強くこすらず、シャワーはサッとすませるのがポイントです。
脱毛後の顔にシャワーを直接当てるのはNG
肌のケアをする上で、顔に直接シャワーをあてることは、脱毛中であるなしに関わらずNGです。ヤケドや炎症の原因になるからです。
ぬるま湯よりもぬるいくらいの温度に調整して、お湯を手ですくって顔をすすぐようにしましょう。
脱毛直後のアフターケア(2)保湿はいつも以上にしっかりと
脱毛直後の保湿ケアはとても大切です。脱毛後の肌は水分量が減り、いつも以上に敏感で、乾燥しやすく、炎症も起こりやすい状態になっているからです。保湿ケアをしっかりと行うことで、肌の調子を整え、健康に保つことができます。
保湿をしっかりできている肌は、脱毛にもプラスに働きます。潤いのある肌だと、痛みが少なくなることや、脱毛の光やレーザーもしっかりと肌の奥へ届くので、脱毛効果も高まるからです。
反対に、肌が乾燥したままの状態だと、次回の施術を断られることもあるので注意しましょう。
保湿ケアにはいつも使っている化粧水がベター
基本的に保湿ケアで使う化粧水は、いつも使っているものがベターです。使ったことのない化粧品は、かえってトラブルを招くことがあります。ただし、いつも使っている化粧水でも、アルコールやメントールなど、刺激になりそうな成分が入ったものは使用しないほうが無難です。特に刺激となりそうな成分がないものでも、使用してみて肌がピリッと感じたり、赤みが出るなどした場合は、使用を避けましょう。
サロンやクリニックからケアの指示があれば従う
保湿の方法については、化粧水のあと乳液やクリームを薄く塗るのが基本です。ですが、サロンやクリニックによっては、脱毛効果をしっかり出すために、乳液やクリームの使用を避けるよういわれることもあります。サロンやクリニックと確認しながら、ケアを行っていきましょう。
脱毛後はできるだけ早く保湿ケアを
脱毛後の保湿ケアは、基本的に入浴後でかまいません。ですが、もしすぐに帰宅できないときは、施術が終わって着替えるときに保湿しておくと安心です。
冬場は衣服との摩擦で乾燥が進みやすいので早めにケアするよう心がけましょう。
脱毛後のUVケアは軽い使用感のものを
脱毛直後のメイクについては、できるだけ避けるのがベターです。クレンジングを行わないですむ環境のほうが肌にとって負担を減らせるからです。
とはいえ、脱毛に日焼けはタブーなので、UVケアはしたほうがいいでしょう。脱毛直後のUVケアには、低刺激で軽い着け心地のものを選ぶのがおすすめです。ぬるま湯で落とせるものや、毛穴に残りにくいものならシャワーでもサッと流せるでしょう。反対に、ウォータープルーフタイプのしっかりしたものは避けたほうが無難です。
脱毛直後のアフターケア(3)激しい運動を避ける
脱毛直後のアフターケアとして、激しい運動もNGです。運動すると、全身の血行がよくなるので、脱毛後の肌を温めてしまいます。お風呂の場合と同じように、脱毛後の肌を温めると赤みや腫れといった炎症の原因になります。
肌に刺激を与えないようにするためにも、脱毛直後は運動や汗をかくことは避けましょう。
脱毛直後のアフターケア(4)飲酒は避ける
脱毛後すぐの飲酒も、肌のケアの観点から見て、避けたほうがいいポイントのひとつです。運動と同じく、飲酒も血行をよくする作用があるため、肌の赤みやかゆみを引き起こす原因になるからです。
肌のかゆみから、ポリポリとかいてしまうようなことがあると、傷や炎症になって肌の回復が遅れます。
脱毛直後のアフターケア(5)赤みや炎症が起こったら軟膏を塗る
医療レーザー脱毛の場合は、クリニックから肌をケアするための軟膏が処方されることがあります。保湿効果や鎮静効果のある塗り薬であることが多いので、肌の赤みや炎症が出たときは使用しましょう。
脱毛翌日は肌の状態を確認してケアを続ける
脱毛当日に肌のケアができていれば、翌日に肌の状態が悪くなることは少ないです。とはいえ、赤みやかゆみがないか、必ず肌の状態を確認しましょう。
少しでもいつもと違う場合や、万が一、炎症が治まらずひどくなったときは、すぐにサロンやクリニックへ相談してください。
異常がなければ、引き続き、次回の脱毛に備えて肌のケアを行っていきましょう。
脱毛期間中に行いたい肌のケア
脱毛直後だけでなく、脱毛期間中は肌のケアを念入りに行いましょう。特に乾燥対策には気をつかったほうがベターです。
- お風呂では洗いすぎないこと
- 保湿ケアは継続を
- 冷やしすぎに注意
- 日焼け対策は忘れずに
- メイクはいつもよりナチュラルを心がけよう
- 食事からも良質な油分を取ろう
- 加湿器で乾燥対策
- 就寝時の服装も肌に優しいものを
- 予防接種は脱毛前後1週間以上避ける
脱毛期間中の肌ケア(1)お風呂では洗いすぎないこと
お風呂については、脱毛直後を過ぎても、2~3日は軽く体を流す程度にとどめて、肌をケアしてあげましょう。洗いすぎにも注意してください。
半身浴やマッサージを日常的にしている人もいるかもしれませんが、脱毛期間中は炎症を防ぐために避けましょう。
顔部分のクレンジングや洗顔は、優しくケアを
顔部分はほかの部位に比べ皮膚が薄いため、特に丁寧なケアが必要です。
クレンジングは乾燥を招きやすいので、脱毛後1週間くらいは肌の変化に注意し、なるべく負担の少ないものを使用しましょう。洗顔も脱毛翌日までは控えたほうが無難です。
脱毛後の肌が落ち着くまでは、体温より低い温度のお湯を使って、指の腹で優しく、いたわるように洗うのがポイントです。
脱毛期間中の肌ケア(2)保湿ケアは継続を
脱毛直後にも保湿ケアが大切というのは前述したとおりですが、脱毛中は全身のどこの部位であっても、常に保湿を心がけましょう。
顔部分は乾燥しやすいので、時折化粧水でパックをするのも有効です。パックの時間は、3分くらいが目安といわれています。あまり長い時間パックをしすぎても、肌の水分が奪われ、乾燥を招きやすくなるからです。
背中や太ももなど、保湿がしづらい部分は、オールインワンタイプの保湿剤を使うと、比較的手間が少ないです。保湿を継続すると、肌がしっとり、ふっくらとして毛穴が目立たなくなり、確実な脱毛効果も生まれやすくなります。
脱毛期間中の肌ケア(3)冷やしすぎに注意
医療レーザー脱毛の場合は、脱毛後に肌のほてりや赤みを感じたときに、冷水で冷やしたタオルや保冷剤などでケアするのが一般的です。
ですが、レーザー脱毛の場合は、冷やしすぎても脱毛効果が弱まる可能性があり、注意が必要です。レーザー脱毛は、熱によって毛根にダメージを与えるので、冷やしすぎて熱がなくなると、毛根が回復してしまう可能性があるからです。
しっかり効果を出すためにも、急激に冷やすことや、長時間冷やし続けることは避けましょう。氷や保冷剤、保冷シートは、直接肌にあてないようにしてください。もちろん、冷やしている部位をこするような刺激を与えるのもNGなので、タオルをのせる場合は、肌にそっとのせるくらいを意識しましょう。
もし、症状がひどくなるようなことがあったら、すぐクリニックに相談してください。
脱毛期間中の肌ケア(4)日焼け対策は忘れずに
脱毛中の肌に、日焼けは厳禁です。日焼け止めは忘れずに塗り、肌をケアしましょう。特に腕や足など露出が多い部分のケアは念入りにすることが大切です。
きちんと日焼け止めを塗ることで、紫外線の刺激から肌を守り、シミを防ぐことにもつながります。万が一極端に日焼けをすると、次の施術自体ができなくなる可能性もあります。日焼けをした肌はメラニン色素が増加し、やけどのリスクが高まるからです。スムーズな脱毛を行うためにも、日焼け対策は重要です。
肌ケアには日焼け止め以外のグッズも活用しよう
脱毛している間、肌は敏感な状態が続きます。紫外線は季節や昼夜を問わず、私たちの体に降り注いでいます。脱毛中は、ちょっとした刺激でも炎症を起こしやすくなっているので、日焼け止めだけでなく、日傘や手袋なども活用して対策を行いましょう。
脱毛期間中の肌ケア(5)メイクはいつもよりナチュラルを心がけよう
脱毛中のメイクを薄めにすることも、肌に対するケアのひとつです。ナチュラルメイクであるほど、しっかりしたクレンジングが必要なくなり、肌の乾燥を防げるからです。
メイク自体も、ファンデーションをのせるときはポンポンはたく程度にすることで、余分な摩擦を防ぐことができます。摩擦から乾燥が起こることもあるからです。
脱毛期間中の肌ケア(6)食事からも良質な油分を取ろう
食事面からも脱毛中の肌をケアすることができます。
不飽和脂肪酸と呼ばれる、オメガ3やオメガ6といった良質の油は、しっとりした肌にするために必要だからです。オメガ3は、青魚の油や亜麻仁油、えごま油などに多く含まれ、オメガ6はゴマ油やサラダ油、コーン油などに含まれています。
油というとあまりいいイメージがないかもしれませんが、乾燥肌を予防するために多少の油は必要です。脱毛直後から3日間くらいは摂取を心がけてみてください。
脱毛期間中の肌ケア(7)加湿器で乾燥対策
冬場に脱毛をする人は、乾燥対策として、加湿器を肌のケアに使うのもひとつです。
ただし、加湿器は使い方に注意も必要です。スチームを直接顔に当てると、蒸発するスチームの水分に合わせて、顔の水分も奪われてしまうからです。
加湿器を使うときは、使用後に乳液やクリームなどの油分で肌にフタをすることも忘れないようにしましょう。
脱毛期間中の肌ケア(8)就寝時の服装も肌に優しいものを
脱毛後の肌ケアには、服装にも気を使いたいところです。衣服でできる乾燥対策は、化学繊維のものより絹や綿といった肌に優しい素材のものを身に着けることです。パジャマが無理な場合は、下着だけでも意識してみてください。
脱毛で乾燥した肌は、衣服との摩擦が起こりやすく、かゆみや炎症を起こしやすいです。
特に寝ている間は知らず知らずのうちに摩擦が起こり、肌が傷つくことがあるので注意しましょう。顔脱毛をしている人は、枕カバーを変えるだけでも効果があらわれることがあります。
もし乾燥を感じたときはこまめに保湿を心がけましょう。
脱毛期間中の肌ケア(9)予防接種は脱毛前後1週間以上避ける
意外に思われるかもしれませんが、予防接種も脱毛中の肌ケアに影響を与えるもののひとつです。
予防接種自体が肌に影響を与えるというわけではありませんが、体調を崩すことで肌トラブルにつながるケースがあるからです。人によっては薬の服用が、体に影響を与える可能性もあります。
脱毛の時期によっては、インフルエンザの予防接種などにかぶることがあるかもしれませんが、スケジュールを調整して対応しましょう。
次回の脱毛施術までにしておきたい肌のケア
脱毛は1回で終わることはなく、肌をケアしながら、ある程度の期間通ってようやく満足いく仕上がりになるものです。
次回の施術日に、スムーズな施術ができるようなケアを続けることが大切です。
カミソリや毛抜きは使わない
脱毛は毛周期に合わせて行うことが多く、回数を重ねるまでは新たなムダ毛に悩まされることが多いです。とはいえ、ムダ毛の処理にカミソリや毛抜きを使うのはNGです。
カミソリは肌を傷つけて乾燥しやすくなりますし、毛抜きは光やレーザーが反応するメラニン色素を奪ってしまって、十分な脱毛効果が得られにくくなるからです。
肌のケアという意味でも、カミソリや毛抜きを使うのはデメリットが多いので、手軽にできるといっても、使用は控えたほうがいいでしょう。できれば、脱毛効果が表れるまで自己処理は我慢したほうがベターです。ですが、どうしてもムダ毛を処理する場合は、電動シェーバーを使うのがおすすめです。
脱毛前日までにシェービングを済ませよう
脱毛当日は、ムダ毛が伸びていると施術ができないことや、シェービング代を取られることがあります。次回の脱毛施術日が決まったら、来店の1~3日前にあらかじめシェービングをして準備しておきましょう。
脱毛当日は油分や制汗剤の使用を避けよう
脱毛の当日は、油分の多いクリームやオイル、日焼け止め、制汗剤の使用は避けましょう。普段は肌のケアに必要ですが、脱毛するときに塗っていると正しい脱毛効果を得られにくくなります。
肌のケアはスムーズな脱毛のためにとても大切
脱毛直後を含め脱毛中は乾燥対策を念入りに
脱毛直後を含め、脱毛に通っている間は、肌のケアとして乾燥対策を行うことが大切です。脱毛後の弱った肌を守るために、乾燥は大敵だからです。
しっかりしたケアを続けることで、健康な肌を保つことができ、スムーズな脱毛にもつながるはずです。お風呂の入り方を工夫したり、保湿するなどして、常に肌をいたわってあげましょう。
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