剛毛にケノンは効果ない?家庭用脱毛器ケノンとサロンどちらを選ぶか?

脱毛器を使う女性

「脱毛はしたいけど、脱毛サロンやクリニックに通い続けるのは面倒…。」「裸を他人に見られるのは恥ずかしい!」などの理由から、家庭用脱毛器の購入を検討したことがある方は多いかもしれません。

家庭用脱毛器には性能の良さや手軽さなど多くのメリットがありますが、購入を検討するならメリットだけでなくデメリットについても十分に理解し、失敗のないように脱毛したいものですね。

ここでは、家庭用脱毛器の中でも特に人気が高く、トップクラスの性能を誇ると言われている『家庭用脱毛器ケノン』に焦点を当ててみました。

家庭用脱毛器ケノンとは?

最近の家庭用脱毛器はどれも高性能ですが、その中でも特に人気が高い家庭用脱毛器ケノン。
数ある家庭用脱毛器の中でも照射面積と照射回数において特に優れており、 エステティシャンが認めるほどの脱毛効果があるとも言われています。

顔、わき、腕、足、背中、デリケートゾーンなど、ほぼ全身に使用することができ、肌質の強い人から弱い人まで、幅広く使用することが可能です。

さらに美顔器としても使用できるという点がケノンならではの特長です。

ケノンの脱毛効果

剛毛には効果ない?

ケノンで行う脱毛方法は、サロンで行う脱毛と同じ光脱毛です。
光を照射することで熱エネルギーが毛根のメラニン色素に蓄積し、毛根を破壊するという仕組み。
つまり、毛が濃いほど脱毛効果を得やすいのですが、逆に言えば、毛が薄いと光が効率よく蓄積されず、脱毛効果を発揮しにくくなります。

効果が出るまで半年以上かかる

ケノンは一定の期間をあけながら半年から一年継続して使用することで、徐々に効果が表れます。
サロンで行う光脱毛と同様で、根気強く続けなければ効果を実感することはできません。

永久脱毛はできない

ケノンの脱毛は、クリニックで行われる脱毛とは異なり、永久脱毛ではありません。
自己処理がほとんど必要なくなるほど毛は減少していきますが、完全に生えなくなるわけではないのでご注意を。

ケノンのメリット

カートリッジ式で無制限に使える

サロンやクリニックでは施術回数が増えるほど料金も上がりますが、ケノンなら回数無制限に脱毛できます。
カートリッジは消耗品ですが、他の家庭用脱毛器と比べると非常に寿命が長く、カートリッジを交換すれば半永久的に脱毛できるのです。

料金がリーズナブル

店舗ごとにばらつきはありますが、脱毛サロンで全身脱毛を6回行えば、おおよそ10万円から15万円ほどかかります。毛が生えなくなるまで繰り返し脱毛を受けるのであれば、2~3年は継続する必要があり、合計30万円以上かかる場合が多いようです。
一方、ケノンの価格は10万円以下。カートリッジの買い替えても、15万円未満で全身脱毛が完了できることになります。

コンパクトな本体と、豊富なカラーバリエーション

脱毛のしやすさを考えると、ストレスの少ない重さとサイズは重要ですが、ケノンは軽量でコンパクト。
見た目にも可愛いカラーバリエーションが揃っているので、お好みの色を選ぶことができます。

薄い毛も濃い毛も脱毛できる

照射レベルが10段階も調節できるので、産毛のような薄い毛にも、ヒゲのような濃い毛にも使用でき、さらに敏感肌にも対応しています。
同じ人でも部位ごとに毛の濃さは異なるので、より適切なレベルに調節することができます。

効率的に脱毛できる

ケノンは家庭用脱毛器の中でもっとも照射面積が広く、全身脱毛の使用にも適しています。
照射面積が狭いと照射の回数が増え、その分時間がかかってしまいますが、ケノンは一度に広範囲の照射ができるので、短時間で済むのです。
また業界最高レベルの照射パワーにより、効率的に脱毛することができます。

美肌ケアができる

ケノンには、美顔器としての機能も備わっています。
カートリッジを替えれば、エステ級のフォトフェイシャルケアも行うことができ、毛穴やシミ、シワ対策にも効果的。
ワキやVラインの黒ずみケアもできるので、脱毛ケアとあわせて美肌作りに活用できます。
ただし、美顔器として使用する場合は美顔用のカートリッジに付け替える必要があり、脱毛用カートリッジと同様、消耗品となります。

好きな時間に好きな場所で脱毛できる

家庭用脱毛器全般に言えることですが、予約をとる必要がないので、空いた時間にいつでも脱毛できるところが魅力の一つと言えるでしょう。
本体を持ち運べば場所も問いません。

ケノンのデメリット

自分でやるのは面倒

自分自身で脱毛を行うのは、意外と大変です。
自分の手で照射しやすい部位というのは限られているからです。
背中などの手の届かない部位は自分では目視できず、ムラなく照射することができないので、他の人の助けも必要になるでしょう。

スケジュール管理が面倒

毛は成長期、退行期、休止期という一定のサイクル(毛周期)で生え変わっています。
照射する光は成長期の毛に反応するため、毛周期に合わせたスケジュールで照射しなければなりません。
さらに毛周期は各部位ごとに異なるので、最適なスケジュールで脱毛を継続するのは、根気が要ります。

痛みに注意

サロンやクリニックで行う脱毛と同様に、ケノンの場合にもゴムで弾いたような痛みがあります。
濃い毛が生える部位ほど痛みを感じやすくなるため、要注意。
傷みの感じ方に個人差はありますが、傷みが苦手な方は継続が辛くなることもあるようです。

効果が感じられない場合もある

脱毛効果を十分に得るには、照射レベルを脱毛部位ごとに最適に調節することが重要です。
しかし照射レベルを低く設定した場合や誤った使用方法によっては、効果を感じられないこともあるようです。
また照射漏れがあると、照射されなかった部分だけ脱毛されず、ところどころ毛がはえてくるということも。

やけどや炎症のリスク

照射レベルが強すぎた場合や使用方法を誤った場合には、やけどや炎症を起こす可能性があります。
一番強力なレベル10に設定すると、肌へのダメージも大きくなります。
十分な脱毛効果を得るためにも、肌トラブルを起こさないためにも、照射前後のクーリングと保湿ケアは欠かせませんが、この手順を省いてしまい、やけどや皮膚炎などを起こした方も多いようです。
サロンやクリニックでは、知識と経験の豊富なスタッフに任せることができますが、家庭用脱毛器の場合は自分で適切なレベルを探っていくことになります。
部位の違いや肌の色によっても照射レベルは変わるので、最初は低いレベルから照射して、ダメージが少なく脱毛効果がしっかり得られるちょうどいいレベルに調節する必要があるのです。

確実に脱毛するならケノンより脱毛サロン・クリニック脱毛がおすすめ

家庭用脱毛器の中でも人気の高いケノンのメリット、デメリット、脱毛効果についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
メリットだけを見れば、ケノンは確かに魅力的です。
しかし、便利で高性能な反面、見逃せないリスクも隠れています。

自分の肌に合ったレベルに調節できず脱毛効果を得られないことや、クーリングや保湿を怠ったり誤って使用することで、やけどの危険性もあるのです。
また、ケノンでしっかり脱毛効果を得るには、毛周期に合わせたスケジュール管理や、根気強く継続すること、ムラなく照射することなどが重要になりますが、これらが負担となり途中で挫折してしまう方もいるようです。

脱毛サロンやクリニックの場合はケノンより多めに料金がかかりますが、予約日に通うだけで、そのほかの面倒な手間や重要な手順はスタッフに任せることができるので、継続しやすくリスクが少ないという大きな利点があります。
より安全・確実に脱毛して美肌を手に入れたい方には、脱毛サロンやクリニックで脱毛するのがおすすめです。

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