敏感肌におすすめの脱毛法「ハイパースキン法」とは
今回取り上げる「ハイパースキン法」は、敏感肌など肌が弱くて脱毛を諦めていた人におすすめしたい脱毛です。一般的な脱毛より、肌への負担が少ないとされる「ハイパースキン法」ですが、その仕組みや効果、メリット・デメリットについてご紹介します。
目次
敏感肌におすすめな脱毛「ハイパースキン法」の仕組みとは?
「ハイパースキン法」による脱毛が敏感肌におすすめな理由
「ハイパースキン法」も、一般的な光脱毛も、光(フラッシュ)を使って脱毛することは同じですが、敏感肌でも脱毛できる理由はどこにあるのでしょうか。どうやら「ハイパースキン法」による脱毛と一般的な光脱毛とは、脱毛の仕組みが異なるようです。
「ハイパースキン法」の脱毛はこれから生える毛にアプローチ
毛には、「成長期・退行期・休止期」というサイクルがあります。ムダ毛は成長期の時は黒々として元気ですが、退行期や休止期に入るとに徐々に抜け落ち、次のムダ毛を生やす準備をします。
一般的な脱毛では、「黒いもの(メラニン)」に反応するよう脱毛機器が作られています。そのため、成長期にあるムダ毛にはダメージを与え、脱毛効果を生み出しますが、退行期や休止期のときに照射してもほとんど効果は得られません。
一方で「ハイパースキン法」は、休止期の状態にあるムダ毛にアプローチします。休止期は、これから生えようとするムダ毛の「種(発毛因子)」の状態です。「ハイパースキン法」は、種が「バルジ領域」から指令を送られ、成長する前に光(フラッシュ)をあて、脱毛効果を生み出します。
「ハイパースキン法」は低い温度で脱毛できる
「ハイパースキン法」は、照射の温度も一般の光脱毛と違います。成長期の毛にダメージを与える一般的な光脱毛だと、毛根の奥深くまでダメージを与えるために60~80℃くらいの高い照射温度が必要です。当然ながら、温度が高い分肌への負担も大きくなり、敏感肌だとトラブルを起こしやすくなります。
一方で「ハイパースキン法」で脱毛する場合、照射温度は38℃くらいで構いません。ぬるま湯程度の温度で脱毛できるのは、毛の種の状態のときは成長期の毛に比べ、皮膚の表面に近い場所にあるからです。そのため、低い出力数で照射しても、十分な効果が得られます。
「ハイパースキン法」なら照射ペースも短縮可能
「ハイパースキン法」は、敏感肌でも脱毛できるような温度で照射できるため、肌負担が少なく、照射ペースも3~4週間に1回で通えることが多いです。一般的な光脱毛だと、毛周期に合わせて2~3か月に1回、というペースになることが多いので、それより早いペースで通えるのは敏感肌以外の人にとってもメリットと言えそうです。
敏感肌の人が「ハイパースキン法」で脱毛するメリット
敏感肌でも安心して脱毛しやすい「ハイパースキン法」の魅力
一般の光脱毛とはちょっと違う「ハイパースキン法」は、敏感肌の人が脱毛を考える上で大きな味方になりそうです。
痛みの心配ほぼゼロ!の「ハイパースキン法」
「ハイパースキン法」のメリットは、なんといっても痛みの心配がほとんどいらないことです。脱毛温度がぬるま湯程度なので、肌に照射しても痛みに感じるほど刺激になりにくく、毛の種も皮膚表面に近いところにあるので、光を奥深くまで届ける必要がありません。だから、敏感肌の人だけでなく、日焼けした肌やシミなどがある人の肌でも刺激になりにくいとされています。
敏感肌でもOK!「ハイパースキン法」は肌トラブルが起こりづらい
一般的な光脱毛だと、毛根の奥まで、ダメージを与えるために熱を届けなければなりませんが、時々その途中で毛が焼き切れてしまうことがあります。そして、下手をすると途中で焼き切れた部分が炎症を起こし、治癒はしても残りの毛が押し出されず、埋没毛になってしまうことがあります。
さらに、敏感肌の人は他の人に比べて、ヤケドやヒリヒリ感、赤みなどの肌トラブルが起こるリスクが高くなります。「ハイパースキン法」なら低い温度で脱毛できる分、ヤケドなどのリスクも減らせます。
敏感肌の人が「ハイパースキン法」で脱毛するデメリット
効果が感じられにくいのが「ハイパースキン法」の弱点?
「ハイパースキン法」は敏感肌にとってメリットが大きい脱毛方法ですが、一つだけデメリットをあげるとすれば、目に見えて効果が感じられにくいことのようです。注意したいのは、「効果が感じられにくい」というのは、「効果がない」わけではないということです。
通常、光脱毛をすると照射した部分のムダ毛が抜け落ちていき、効果を感じることが多いですが、「ハイパースキン法」では生えてくる前の毛にアプローチします。だから、目に見えて脱毛していく感じをつかみにくい、と思われる方がいるようです。とはいえ、「ハイパースキン法」で脱毛すれば、回数が増えるにつれ自己処理の回数や、生えてくる量自体が減ってくるはずです。
「ハイパースキン法」脱毛は敏感肌以外の人にもおすすめ
敏感肌以外の人も感じやすい効果
「ハイパースキン法」による脱毛は、敏感肌の人の強い味方となりそうですが、それ以外の人にとっても選択するメリットがあります。
「ハイパースキン法」は産毛脱毛に強い
一般的な光脱毛は、黒いもの(メラニン)には反応する分、細い毛や産毛など、色素の薄い毛の脱毛はしづらいことが多いです。ですが「ハイパースキン法」の場合、生えてくる前の毛にアプローチできるので、色の濃い・薄いに関係なく、白髪にも対応できるといわれています。産毛に強いということで、敏感肌の人だけでなく、顔脱毛を考えている人にもおすすめの脱毛方法です。
デリケートな部分も「ハイパースキン法」なら安心
肌トラブルのリスクが少ない「ハイパースキン法」だからこそ、デリケートな部分の脱毛にも適しています。顔やVIOラインなどといった敏感な部分の脱毛は、一般的な光脱毛だと痛みも感じやすいです。人によっては痛みで脱毛を諦めてしまうこともありますが、「ハイパースキン法」なら痛みや肌トラブルの心配がほとんどないので安心です。
敏感肌の人もそうでない人も嬉しい「美肌効果」
「ハイパースキン法」の効果は、脱毛だけではありません。脱毛の際に照射する光に、コラーゲンの生成を助け、肌のターンオーバーを促進し、シミや色素沈着、赤みなどを改善する、美肌効果(フォトフェイシャル)も期待できます。人によっては、シワやたるみの回復につながることもあります。
敏感肌でなくとも、今まで自己処理をしてきた人は、知らず知らずのうちに肌にダメージを与えている可能性があります。「ハイパースキン法」による脱毛を続けると、ムダ毛がなくなるだけでなく、ハリが出てきて毛穴が目立ちにくくなる可能性があります。きめ細やかな肌になれれば、お化粧や外出も楽しくなりそうです。
敏感肌で脱毛を諦める前に「ハイパースキン法」を試してみよう
今まで敏感肌で断られていた人も「ハイパースキン法」なら脱毛のチャンスが生まれるかも
「ハイパースキン法」による脱毛は、一般的な光脱毛とは脱毛のアプローチ方法が異なります。これから生えてくる毛の種にダメージを与えて脱毛できる分、痛みや肌トラブルのリスクは格段に減らせます。そのため、これまで敏感肌で脱毛を諦めていた人でも脱毛できる可能性が高いといえそうです。「ハイパースキン法」による脱毛は、大手脱毛サロン『ディオーネ』でも採用されています。
顔やVIOといったデリケートな部分の脱毛にも適していますし、美肌効果も期待できるので、敏感肌の人はもちろん、そうでない人も「ハイパースキン法」による脱毛を検討してみられてはいかがでしょうか。
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