顔脱毛の範囲~どこまで脱毛できる?いつまで効果は続く?

顔脱毛範囲

肌のくすみを解消したり化粧ノリがよくなったりと、いいことずくめの顔脱毛。興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。ところでその顔脱毛、一体顔のどの部分まで脱毛できるのでしょうか。その範囲と効果の持続時間について調べてみました。

顔脱毛のメリットとは

自然な肌のワントーンアップが狙える

普段意識しづらいですが、よく見ると顔にはたくさんの産毛が生えています。一本一本の毛は細く、あまり目立ちませんが、意外とこれがくすみの原因になっていることもあります。それを脱毛することによってムダ毛がなくなれば、肌の自然なトーンアップも期待できます。さらに脱毛してムダ毛がなくなれば、毛穴も引き締まりやすくなります。

また、「ムダ毛」という余計なものがなくなるおかげで、化粧ノリがよくなる可能性も大。顔脱毛は、それをするだけで、毎日のメイクをもっと楽しめるようになる可能性があるものなのです。

顔脱毛のできる範囲とは?

サロンやクリニックごとで細かく分けられていることが多い

「顔」、というと「全体」をイメージされる方も多いのではないでしょうか。実は「顔脱毛」をしようと思ったら、サロンやクリニックごとで脱毛できる範囲と出来ない範囲とが、細かく分けられていることが多いです。これは、それぞれに使用されるマシンや、脱毛の種類が違うことによって起こるようです。そこで、一般的に扱われやすいパーツ、扱われにくいパーツと、施術が難しい部分とに分けてみました。

顔脱毛で扱われるそれぞれのパーツとは

顔脱毛を扱うサロンやクリニックでは、比較的次のような部分は脱毛内容に含まれていることが多いです。

  • おでこ
  • 両頬
  • アゴ
  • アゴ下
  • もみあげ
  • フェイスライン

「アゴ」と「アゴ下」など、一見同じような部分ですが、別のパーツとして扱われるようです。「おでこ」については、産毛が薄すぎる人の場合はレーザーが反応しないことがあります。そのため、サロンやクリニックによっては、範囲に含まれないこともあるので注意しましょう。

取り扱いが少ない部分とは

取り扱われるサロンやクリニックは少ないですが、場合によっては次のような範囲まで脱毛ができます。

  • 眉間
  • 眉毛の間
  • 鼻毛

「アゴ」の場合と同じく、「鼻」も「鼻下」とで部分分けがされています。「鼻下」は比較的脱毛できるサロンやクリニックが多いですが、「鼻」まで脱毛できるサロンやクリニックは少数に限られます。その理由は「おでこ」と同様、産毛が薄すぎてレーザーなどが反応しづらいところにあるようです。

さらに、「鼻」は顔の中でも紫外線を浴びやすい部分なので、見えていないだけで意外と色素沈着を起こしていたり、気づかないうちにシミになっていることがあります。レーザーや光脱毛は、シミなど色素沈着を起こした部分には照射できないことも多いです。それによって最初から脱毛できる範囲に入っていないこともあるようです。「鼻毛」以外でご紹介した部分まで脱毛できるエステサロンには、「ディオーネ」や「ル・ソニア」などがあります。

また、「鼻毛」については「プリート」や「表参道BeautiQ」、「新宿ラルク美容クリニック」で行うことができます。「プリート」や「BeautiQ」の場合は、ワックス脱毛が採用され、「新宿ラルク美容クリニック」ではレーザー脱毛を受けることができます。

脱毛出来ない範囲とは

脱毛できるパーツがある一方で、顔脱毛には構造上どうしても脱毛できない範囲もあります。例えば次のような部分です。

  • まぶた
  • 粘膜

こういった部分には、レーザーや光を照射すると悪影響を及ぼす恐れがあるため、施術はできないと思っておいたほうがいいでしょう。「まぶた」は施術中ゴーグルをつけたり、ガーゼをかぶせられたりするので、「直接影響ないのでは?」と思われるかもしれません。しかし、眼球への影響を心配して範囲から外されています。

顔脱毛の効果はいつまで?

回数を重ねるごとに効果はアップ

脱毛をサロンで行う場合と、クリニックで行う場合とで、効果の表れ具合は変わってきます。人によっては、1回で効果を感じられる場合もありますが、一般的にはサロンで12回前後、クリニックでレーザー脱毛をした場合は6回前後の施術が一区切りになることが多いです。

永久に毛が生えてこない、というのは難しい

現在の医療技術で永久脱毛が実現できるのは、「針(ニードル)脱毛」だけと言われています。レーザー脱毛や光脱毛も、毛根へダメージを与えられる方法なので、回数を重ねればそれに近い効果は得られます。ただし、完全に毛を生えてこなくさせられるかどうか、という部分ではその確証は残念ながらありません。

だから顔脱毛のコースを申し込んで完了したとしても、「絶対に生えてこない」というよりは、「ほとんど気にならない」という程度まで脱毛できる可能性の方が高いです。

できれば休止期の毛までアプローチをしよう

光脱毛やレーザー脱毛は、基本的に毛周期に合わせて施術を行います。そしてその効果を発揮できるのは、「成長期」にある毛だけ、ということがほとんどです。そのため現在の光脱毛やレーザー脱毛では、「休止期」にある毛まで確実に脱毛できる可能性はとても低いです。

だから、施術を繰り返して一度気にならない状態までいったとしても、そのとき「休止期」の毛が残っていると、時期が来れば「成長期」に入り、新たに生えてくることがあります。できるだけ脱毛を完璧に近づけたいのであれば、半年~1年くらいは定期的に施術を繰り返すことがポイントです。

ワックス脱毛は持続期間が短いので注意

鼻毛脱毛などで一部採用されているワックス脱毛は、光脱毛やレーザー脱毛に比べると、効果の持続期間は平均3~4週間ほどと短めなので注意しましょう。それでもデートなどの大事な場面で、「とりあえずミスを防ぎたい!」というときには活用のしがいがありそうです。

顔脱毛をする際のポイント

気を付けたいポイントや効率を求める場合の方法とは

顔脱毛をする場合、まずサロンやクリニックごとに、顔の中でも脱毛できる範囲が異なることを知っておきましょう。顔脱毛については、料金だけで選ぶのではなく、自分がどのパーツを絶対に脱毛したいのかを考えることもポイントになりそうです。特に、鼻や眉、眉間といった部分まで脱毛できるケースは限られるため、自分が行きたいサロンやクリニックが、どこまで脱毛できるかを事前に確認しておくことは大切です。

また、現在主流の光脱毛やレーザー脱毛では、「永久脱毛」ではなく、ほとんど生えてこない状態までは脱毛できる程度、ということも知っておきましょう。さらにそこまでの状態に導くには、半年から1年程度は定期的に脱毛へ通う必要があります。

もしどうしても完璧にツルツルにしたいのであれば、ある程度光脱毛やレーザー脱毛で施術を重ね、最後の仕上げに「針(ニードル)脱毛」を利用するという方法が効率的です。最初から「針(ニードル)脱毛」だと痛みや金銭面の負担が大きいですが、唯一「永久脱毛」が認められている方法なので高い効果が期待できます。

そこまでは求めなくても、もしすでに通っているサロンやクリニックがあれば、そこで取り扱っている顔のパーツだけ脱毛し、、それ以外は他のサロンやクリニックを探すという方法もあります。顔のムダ毛が気になっている人はもちろん、あまり気にしたことのない人も、脱毛すれば今より明るい肌が手に入れられるかもしれない「顔脱毛」、一度検討されてみてはいかがでしょうか。

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