アンダーヘアのお手入れ~自己処理vs脱毛!メリット・デメリット比較
人には聞きづらいアンダーヘアのお手入れ、こっそり悩んでいるという方はいらっしゃいませんか?デリケートな部分だから、人に見られないで済む自己処理の方がいいのか、それともデリケートな部分だからこそ、自分でするより脱毛したほうがいいのか・・・今回は両方のメリット・デメリットを比較してみました。
自己処理のメリット・デメリット
基本はシェーバー、なるべく長さを揃える程度に
自己処理の方法にはカミソリや毛抜き、除毛クリームやワックスなど色々ありますが、基本は電気シェーバーを使うのが無難です。できれば、ヒートカッターなどで長さを整える程度で抑える方が肌への負担は少なくてすみやすいです。
「人に見られるのが恥ずかしい!」という人向き
自己処理のメリットには次のようなことがあげられます。
- 人に見られることなくムダ毛処理ができる
- 手軽
- コストが安い
アンダーヘアは、特にデリケートな部分ですので、人に見られるのが恥ずかしいという人も多いです。そうした意識が強い人にとっては、自己処理の方がメリットが大きいかもしれません。ただし自分でするとなると見えづらい部分なので、処理残しが出ないよう注意しなければなりません。
手軽でコストもかかりにくい
どの部分を自己処理する場合にも言えることですが、自分の好きな時間やタイミングで処理ができるので、思い立ったときにできる気軽さが感じられやすいです。また、どの自己処理も比較的コストがかからずにすむのも魅力です。電気シェーバーなど、ある程度初期投資が必要なものはありますが、繰り返し使えることを思えば最終的にコストは安くなりやすいです。
デメリットは、一歩間違うとトラブルが起こりやすいところ
自己処理は手軽な分、デメリットが起こる可能性も高い傾向にあります。
例えば、
- 数日経てばまたムダ毛が生えてきて処理しなければならない
- 処理の仕方を間違えると肌トラブルを起こしやすい
- アフターケアを怠ると黒ずみや埋没毛を引き起こすことがある
- 時間が経つと肌がチクチクする
などのデメリットが考えられます。自己処理は頻繁に行わないといけないことが多く、処理の仕方を間違えてトラブルを起こすことも多いです。また、自己処理の前に蒸しタオルなどを使って毛を柔らかくしたり、アフターケアでしっかり保湿しないでいると、黒ずみや埋没毛を引き起こしやすくなります。
よくあるトラブルは、
- カミソリによる出血
- ワックスや毛抜きによる毛穴の開き、さらに雑菌が入って炎症
- 除毛クリームによるかぶれ、かゆみ
などです。カミソリは一度に広範囲を処理できますが、その分肌を傷つけやすく、出血の心配があります。ワックスや毛抜きの場合は、痛みに耐えないといけない上に、無理に毛を抜くことになるため、毛穴が開きやすくなります。そこに雑菌が入ると、炎症を起こすかもしれません。
除毛クリームも仕上がりはキレイですが、繰り返すとかぶれなどを引き起こす可能性があります。さらに除毛クリームは、IラインやOラインにはそもそも使えなかったり、使えたとしても処理後毛の先端がチクチクしてかゆみや痛みを引き起こすこともあります。粘膜に近いデリケートな部分なので、ちょっとしたことがトラブルにつながりやすく、気を付けなければなりません。
脱毛のメリット・デメリット
自分でするのが不安なら脱毛の方がベター
脱毛のメリットには次のようなことが考えられます。
- 安心感
- 肌への負担が少ない
- 時間の短縮
- 手間がかからず楽ちん
- ムダ毛が生えるまでの期間が伸びやすい
まずはとにかく、プロの手に任せられるという安心感です。自己処理が少しでも不安な人はいっそ脱毛してしまう方が向いているかもしれません。施術側からすれば、日々たくさんの人を相手にしているので、ある意味アンダーヘアも見慣れたものであることが多いです。そのため、はじめはデリケートなゾーンを見られることが「恥ずかしい」と思っていた人も、何度か施術に通えば「気にならなくなった」と普通に通える人が多いようです。
肌への負担は減らしやすい
脱毛は光脱毛やレーザー脱毛が主流ですが、どちらも仕組みとしては、毛の根本部分にダメージを与えてムダ毛を減らすという方法です。自己処理では、表に出ている毛を処理するのと同時に、肌自体へ負担をかけてしまうことが多いです。それが、脱毛の場合は肌ではなく、毛に直接作用してムダ毛を減らせるので、結果的に肌自体への負担を減らしやすくなります。
処理の時間短縮、楽してきれいになれる
自己処理だと、余計な部分を傷つけないようにするため、時間がかかることもあります。脱毛なら、プロに任せられるのと共に、ある意味寝ているだけで施術は終了します。だから「楽してキレイになれる」、と考えることもできます。また、脱毛は自己処理に比べ、一度処理をするとしばらくムダ毛が気にならないことも多いです。
完全に生えてこなくするためには、「針(ニードル)脱毛」が確実ですが、光脱毛やレーザー脱毛でも回数を重ねればほとんど気にならない程度まできれいにすることができます。
デメリットは通う手間、コスト面をクリアできるかどうか
「恥ずかしさ」さえクリアできれば、脱毛は自己処理に比べ、高い効果を期待できます。ただ、その効果も施術を繰り返すことで得られることが多いです。もちろん人によっては、1度の施術で効果を感じられる方もいますが、多くの場合、何度か通うことで少しずつムダ毛が生えてきづらくなります。
だから脱毛のデメリットとしては、
- その効果を得られるまで通う手間
- かかる費用が脱毛
が考えられます。
どちらにしてもお手入れは必要
保湿ケアも怠らずに行おう
自己処理するにしても、脱毛を選ぶにしても、アンダーヘアのお手入れ自体はしておいた方がベターです。それはファッションのためということももちろんありますが、それ以上に清潔面、衛生面で必要なのです。
ニオイ蒸れを軽減する効果
アンダーヘアは通常見られることがほとんどない部分なので、「強いてお手入れしなくてもいいのでは?」と思われるかもしれません。しかし、実はアンダーヘアがあることによって、ニオイや蒸れの原因を作っていることがよくあります。お手入れをすることは、そうした原因をなくし、清潔を保ったリ衛生的にする意味で必要なものです。
保湿を忘れずに
アンダーヘアに限らず、そして自己処理、脱毛両方に言えることですが、処理をした後はしっかりと保湿を行いましょう。自己処理の場合、ケアが不足すると黒ずみや埋没毛を起こしやすくなったり、炎症を起こすことがあります。脱毛の場合も、施術後は肌が乾燥しやすくなるので保湿剤を塗って保護してあげてください。
自己処理前は毛を柔らかくするなど一工夫を
保湿とともに、自己処理の場合はさらにもう一工夫してあげると負担を減らしやすくなります。たとえば、処理する前にも保湿剤を塗り、さらに蒸しタオルなどを使って毛を柔らかい状態にしておきましょう。
自己処理・脱毛それぞれにメリット・デメリットあり
どちらを選ぶにしてもお手入れをすることは大切
アンダーヘアはデリケートな部分なので、人に見られるのが嫌という人や、好きなときにできる方がいいという人は自己処理の方が手軽に感じられやすそうです。ただし生えている毛を処理するにとどまるため、頻繁に処理をしなければならないという手間や、少し間違えるとトラブルになりやすいので注意しましょう。
反対に脱毛は、自己処理に比べてコストが高いことや、何回か通わなければならないという面倒さはあるものの、肌への負担は減らしやすいです。回数を重ねるほど、きれいな状態が長続きしやすく、一度脱毛してしまえばその後のお手入れは楽になることが多いです。自己処理が不安という人はこちらの方が向いているかもしれません。
どちらの方法をとるにしても、アンダーヘアをお手入れすること自体は、衛生面や清潔を保つためにもしておいた方がベターです。意外とニオイや蒸れの原因になっていて、そのままだと不衛生なこともあるからです。普段は見えない部分だからと放っておかず、お手入れの一つに加えてみられてはいかがでしょうか。
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