ムダ毛を無料(タダ)で薄くする4つの習慣

サラダを食べる女性

剃っても抜いてもすぐに生えてきてしまう、しぶといムダ毛。
「ムダ毛はいやだけど、お金はかけられない…」と悩んでいる方は、お金のかからない方法を試してみてはいかがですか?
お金をかけなくても、ムダ毛を薄くする方法があるんですよ。

ムダ毛の役割~「ムダ毛」じゃなかったムダ毛~

一般的に「ムダ毛」と呼ばれているのは、はっきりとした役割を持った頭髪や眉毛やまつ毛、鼻毛などを除いた体毛のこと。
頭髪は紫外線や物理的な衝撃から頭を守る役割、眉毛やまつ毛は、汗や異物の侵入を防いで目を守る役割、鼻毛は空気中のホコリやウイルスの侵入を防ぐ役割を持っていますが、これ以外の体毛にはこれと言った役割はないように見えますよね。
腕や足などに生える体毛は、やっぱり名前の通りの「ムダ毛」なのでしょうか…?
でも実は「ムダ毛」と呼ばれる体毛にも、様々な役割があると言われています。

外部からの刺激を和らげる

体毛は、日光による紫外線が肌に直接当たるのを防ぎ、肌ダメージを抑える働きを持っています。
体毛が黒くて濃いほど紫外線をよく吸収するので、より効果的に肌を保護することができます。
さらに、体毛には外部からの摩擦や何かにぶつかったときの衝撃を和らげる効果があるとも言われています。
クッションのような役割をして、皮膚を守ってくれるというわけです。

デトックス(毒素排出)器官

体毛は、体内の毒素を排出する役割も果たしています。
体内に有害物質を取り込んでしまった場合、体毛を通じて体外に排出することで人体を守ることができます。
薬物検査で毛髪が検査されることがあるのも、このような理由のためなのです。
特にワキ毛などの体毛は、頭髪よりも短いサイクルで抜け落ちるため、毒素を効率的に排出します。
また加齢によって頭髪が薄くなった男性の場合、頭髪にかわってヒゲが濃くなるということもあるようです。
体毛によるデトックスは、身体にとってそれほど重要だということなのかもしれません。

保温・断熱

体毛には本来、保温や断熱剤としての役割があります。
哺乳類をはじめとする動物たちは体中に生える体毛によって体温を一定に保っていますが、人にもその名残として体毛が備わっています。
毛そのものは熱を持っていませんが、毛と毛の隙間に空気の層ができて、これが外気と肌表面の間の断熱材としての働きをすると言われます。
この空気の層のおかげで、外気によって体温が奪われるのを防ぐことができるのです。

身体を保護する体毛が現代生活では「ムダ毛」に

もともとは身体を守ってくれる器官だった体毛ですが、体毛が必要だった時代はとっくに過ぎ去ってしまい、現代人にとってはすっかり「ムダ」なものに。
体温調節も皮膚の保護も、今では衣服やエアコン、日焼け止めクリームなどで行うようになり、体毛の必要性がなくなってしまったのです。
役割のなくなった「ムダ毛」は、見た目の悪さから嫌われるようになり、現代では様々な方法で綺麗に除去されるのが一般的となりました。

ムダ毛を薄くするには

ムダ毛を除去したり、薄くしたりする方法にはいろいろありますが、そのほとんどは、多かれ少なかれお金のかかる方法ばかり。
ですが必ずしもお金をかけなくても、ムダ毛を薄く目立たなくすることはできます。
そのカギとなるのは、女性ホルモンです。

ムダ毛の発毛を左右する「ホルモン」

一般的に、「男性ホルモンは体毛を濃くし、女性ホルモンは体毛を薄くする」と言われているように、ホルモンバランスはムダ毛の濃さに影響します。
妊娠中や更年期などにも体毛が濃くなることが知られていますが、これもホルモンバランスが影響しているせいなのです。

女性ホルモンの増加でムダ毛が薄くなる

通常、女性ホルモンの分泌が促進されると、体毛の成長を促していた男性ホルモンの影響が弱まり、体毛は薄くなります。
ここで少し心配に思う方もいるかもしれませんが、男性ホルモンが影響するのは、ムダ毛と呼ばれる腕や足などの体毛だけ。
男性ホルモンが減少しても頭髪や眉毛、まつ毛まで薄くなることはないので安心してください
ただ、どんなに女性ホルモンが増加しても、体毛がまったく生えなくなることはありません。
薄くなる程度の効果であることを理解しておきましょう。

 ムダ毛を薄くする4つの習慣

女性ホルモンの分泌を促進してムダ毛を薄くするためには、普段の生活に気を配ることが大切です。
女性ホルモンを増やすことのできる行動を意識することで、習慣化するのが理想的と言えます。

ムダ毛を薄くする習慣(1)和食中心の食生活

食事は、ホルモンバランスに影響を与える大きな要素の一つです。
特に、インスタント食品を頻繁に食べる方、外食の多い方は要注意。
添加物の摂りすぎは、女性ホルモンの分泌を妨げることにつながります。
添加物はスナック菓子や加工食品にも含まれるので、できるだけ控えた方がよいでしょう。

女性ホルモンを増やすためにおすすめなのは、和食中心の食生活。
豆腐や味噌、納豆などの大豆製品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと構造や働きが似ていて、女性ホルモンと同じようにムダ毛を薄くする働きを期待できます。
その他、女性ホルモンの分泌をコントロールする役割のあるカボチャや、エストロゲンの働きを活発にしてくれるキャベツ、女性ホルモンの素となるエゴマ油、アマニ油、魚油などのオイルもおすすめです。

ムダ毛を薄くする習慣(2)良質な睡眠

睡眠が不足すると、女性ホルモンの分泌をコントロールしている脳の視床下部や下垂体の機能が正常に働きにくくなり、ホルモンバランスが乱れやすくなります。
女性ホルモンを正常に分泌させるためには、質の良い睡眠をとることが重要です。
良質な睡眠をとるコツは、以下の3つ。

良質な睡眠のコツ

  • 起床時間と就寝時間を一定にすること
  • 就寝の前に激しい運動をしないこと
  • 就寝前の入浴は熱い湯や長風呂を避けて、ほてりを冷ますこと

この三点を心掛けることが、女性ホルモンの分泌を促すことに有効と言われています。
特に寝付きの悪い方は、ぜひ心掛けてみてくださいね。

ムダ毛を薄くする習慣(3)ストレスを貯めない

ホルモンバランスが乱れるもっとも大きな原因といわれるのが、ストレスです。
女性ホルモンは脳からの指令を受けて分泌されますが、ストレスを受けると、脳が正常な働きを行うことができず、女性ホルモンをうまく分泌できなくなります。
ストレスは、本人の気付かないうちに溜まっていることの多いもの。
引っ越しや転職などの環境の変化でも、脳はストレスを受けやすいと言われます。
リラックスする時間を十分にとったり、趣味に没頭する時間をとるなどして、ストレスを溜めないように心掛けることも大切です。

ムダ毛を薄くする習慣(4)適度な運動

適度な運動は、女性ホルモンの正常な分泌を助けるということがわかっています。
目安は、週に二時間から四時間。やりすぎには注意が必要です。
運動が苦手な方は、通勤電車でつま先立ちをしたり、早歩きを心掛けたり、エレベーターを使わず階段を歩くなどの簡単な方法から取り入れてみましょう。
運動はストレス発散にも役立つので、一石二鳥です。

ムダ毛を薄くする生活習慣のデメリット

ムダ毛を薄くするために有効な4つの生活習慣は、どれもお金をかけずに日常生活の中で心掛ければ実践できる方法ばかりですが、やはりいくつかデメリットはあります。

生活習慣を維持するのはそもそも大変…

良質な食事と睡眠、運動、そしてストレスフリーな生活は、確かに理想的です。
うまく実践できれば、ムダ毛が薄くなる効果にとどまらず、健康全般によい影響をもたらします。しかし、実際にはそう簡単ではありません。
現代人にとってストレスはつきもの。残業や飲み会の翌朝は寝不足になりがちでしょうし、忙しくて食事に気を配る余裕のないときもあるでしょう。
現代人にとって理想的な生活習慣を維持することは、とても難しいことと言えるのではないででしょうか。

絶対ムダ毛を薄くしたいならお試し脱毛の利用も検討を

もし理想的な生活習慣を維持できたとしても、ムダ毛が完全になくなることはありませんし、それほど画期的な効果は期待できません。
絶対ムダ毛を薄くしたいという方は、サロンのお試し脱毛を受けてみるのもよいでしょう。
サロンごとに受けられる初回限定のお試し脱毛は、かなり安価に設定されています。
毎月のようにキャンペーン内容が変わるので、ぜひチェックしてみてください。
生活習慣を変えなくても、より着実にムダ毛を薄くすることができるのでおすすめです。

ムダ毛を薄くしていくには日々の努力が大事!

無料(タダ)でムダ毛を薄くする方法は、日常生活の中にあります。
今までの生活習慣を見直し、女性ホルモンを意識しながら生活することによって、お金をかけずに無料でムダ毛を薄くし、さらに体の内側から健康になることができるのです。
ただし、その習慣を日々継続していくことが必須となります。
個人差はありますが、効果が出るまでに数か月はかかります。根気強く続けていきましょう!

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